古くは水や農耕に関わる蛇神であったが、後に文明一般を人類に授けた文化神と考られるようになり、
ギリシア神話におけるプロメテウスのように、人類に火をもたらした神ともされた。
火水 かみ
神々の中で最も大きな力を持つとされ、キリスト教の宣教師たちによって悪魔とされた。
Tezcatlipoca は、ナワトル語で tezcatl (鏡)、poca (煙る)という言葉から成り、
従ってその名は「煙を吐く鏡」を意味する。
鏡とは、メソアメリカ一帯で儀式に使用された黒曜石の鏡のことを示す。
「ミシュコアトル」とはナワトル語で「雲(mixtli)の蛇(cōātl)」を意味する。
名前から本来は天の川あるいは天そのものであったかもしれない。
煙→雲→辰⑤ 五芒星☆→火
鏡→水面→巳⑥ 六芒星✡→水
かつてイツラコリウキは、明けの明星であるトラウィスカルパンテクートリという神であった。
しかし、太陽に挑んで敗北し、今の姿に変えられたという。
すなわち、第5の太陽が創造された時、トラウィスカルパンテクートリは太陽に向かって矢を放ったが、狙い外した。
太陽も矢を放って反撃し、その矢はトラウィスカルパンテクートリの額に突き刺さった。これによってイツラコリウキに変化したのだという。
また、この事件がきっかけとなって明け方に冷え込むようになったとされている。
イツラコリウキはテスカトリポカと同一視されることがある。
通常、ナワトル語であるイツラコリウキは「曲がった黒曜石のナイフ」の意味だと考えられている。
曲がった→曲玉 ☯6or9
黒曜石→鏡 0
ナイフ→剣 1
☤
羽のある蛇→酉⑩巳⑥→十✝新約六✡旧約→106→剣鏡璽