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DOG STAR

ドッグ・デイズ

ドッグ・デイズ(英語dog daysラテン語diēs caniculārēs)とは、「のうち最も暑い時期」「真夏」「盛夏」を表す。北半球においては7月上旬から8月中旬ごろまで、南半球においては1月上旬から2月中旬ごろまでを指す。

この名前の由来は、おおいぬ座シリウス(Dog Star)が、7月から8月にかけて日の出と共に現れ日の入りと共に沈むことが、この時期が暑くなることと関連づけられたことである。

古代ローマでは、ドッグ・デイズは7月24日から8月24日まで、もしくは、7月23日から8月23日までとされていた。多くのヨーロッパの文化(ドイツフランスイタリアなど)では、今日でもこの期間をドッグ・デイズと呼んでいる。

ドッグ・デイズ - Wikipedia

シリウス

シリウス
Sirius
ハッブル宇宙望遠鏡で撮影したシリウスA(中央)とシリウスB(左下)[1]
ハッブル宇宙望遠鏡で撮影したシリウスA(中央)とシリウスB(左下)
仮符号・別名 おおいぬ座α星
星座 おおいぬ座
視等級(V) -1.46[2]
-1.46 - -1.41(変光)
変光星 疑わしい
位置
元期:J2000.0
赤経(RA, α) 06h 45m 08.91728s
赤緯(Dec, δ) -16° 42′ 58.0171″
赤方偏移 -0.000018
視線速度(Rv) -5.50 km/s
固有運動(μ) 赤経: -546.01 ミリ秒/年
赤緯: -1223.07 ミリ秒/年
年周視差(π) 379.21 ± 1.58 ミリ秒
距離 8.60 ± 0.04 光年
(2.64 ± 0.01 パーセク)
絶対等級(MV) 1.434
Canis Major constellation map.svg
Cercle rouge 100%.svg
シリウスの位置
物理的性質
スペクトル分類 A1V+DA
色指数 (B-V) 0.00
色指数 (U-B) -0.05
色指数 (R-I) -0.03
年齢 2億2500万 - 2億5000万年
別名称
別名称
Dog Star
Aschere, Canicula
Al Shira, Sothis
Mrgavyadha, Lubdhaka
Tenrōsei
Alhabor
おおいぬ座9番星
BD -16 1591
HD 48915
HIP 32349
HR 2491
SAO 151881
NSV 17173
2MASS J06450887-1642566
Template (ノート 解説) ■Project
シリウスA
視等級(V) -1.09
分類 A型主系列星
位置
元期:J2000.0
赤経(RA, α) 06h 45m 08.917s
赤緯(Dec, δ) -16° 42′ 58.02″
赤方偏移 -0.000018
視線速度(Rv) -5.50 km/s
固有運動(μ) 赤経: -546.0 ミリ秒/
赤緯: -1223.1 ミリ秒/年
絶対等級(MV) 1.42
物理的性質
半径 1.711 R
質量 2.02 M
表面重力 4.33 (log g)
自転速度 16 km/s
自転周期 5.3 [要出典]
スペクトル分類 A1V、A1m
光度 25.4 L
表面温度 9,940 K
金属量[Fe/H] 0.50
別名称
別名称
BD -16 1591A
HD 48915A
GJ 244 A
Template (ノート 解説) ■Project
シリウスB
仮符号・別名 おおいぬ座α星B
視等級(V) 8.44
分類 白色矮星
軌道の種類 シリウスAの周回軌道
位置
元期:J2000.0
赤経(RA, α) 06h 45m 09.0s
赤緯(Dec, δ) -16° 43′ 06″
固有運動(μ) 赤経: -547 ミリ秒/年
赤緯: -1207 ミリ秒/年
年周視差(π) 379.21 ミリ秒
絶対等級(MV) 11.334
物理的性質
半径 0.0084 ± 3% R
質量 0.978 M
表面重力 8.57 (log g)
スペクトル分類 DA1.9
光度 0.056 L
表面温度 25,200 K
色指数 (B-V) -0.03
色指数 (U-B) -1.04
軌道要素と性質
軌道長半径(a) 7.50 ± 0.04″
離心率(e) 0.5923 ± 0.0019
公転周期(P) 50.09 ± 0.055 年
軌道傾斜角(i) 136.53 ± 0.43°
近点引数(ω) 147.27 ± 0.54°
昇交点黄経(Ω) 44.57 ± 0.44°
前回近点通過 1894.13 ± 0.015
別名称
別名称
BD -16 1591B
HD 48915B
GJ 244 B
Template (ノート 解説) ■Project

シリウスSirius)は、おおいぬ座で最も明るい恒星で全天21の1等星の1つで、太陽を除けば地球上から見える最も明るい恒星である。視等級は-1.46等で、シリウスに次いで明るいカノープスのほぼ2倍の明るさである。バイエル符号における名称は「おおいぬ座α星」である。オリオン座ベテルギウスこいぬ座プロキオンともに、冬の大三角を形成している。冬のダイヤモンドを形成する恒星の1つでもある。肉眼では1つの恒星に見えるが、実際には、シリウスAと呼ばれるA型主系列星と、シリウスBと呼ばれる白色矮星から成る連星である。シリウスBのシリウスAからの距離は8.2~31.5auの間で変化する。

シリウスは近距離にあるうえ、自身の光度も大きいため、肉眼でも明るく見える。ヒッパルコス衛星の観測によって得られた年周視差の値に基づくと、地球との距離は約8.6光年(約2.6パーセク)となる。その距離から、地球に近い恒星の一つである。シリウスは、太陽系に接近しているので、今後6万年の間に、わずかに明るさが増す。それ以降は、太陽系から離れていき、明るさは暗くなっていくが、少なくとも今後21万年間は、全天で最も明るい恒星でありつづけるとされている。

主星のシリウスAは、太陽の約2倍の質量を持ち、絶対等級は1.42等である。光度は太陽の約25倍にもなるが、カノープスリゲルなどと比べると小さい。年齢は2億年から3億年ほどと推定されている。かつてシリウスは明るい2つの恒星から成る連星系だったが、より質量が大きいシリウスBが先に寿命を迎え、1億2000万年前には赤色巨星になった。その後、外層を失い、現在の白色矮星になったとされている。

シリウスはまた、おおいぬ座にあることから、Dog Starとも呼ばれている。なお、古代エジプトでは、ナイル川の氾濫時期を知らせてくれる星として、非常に重要な働きをしていたエジプト神話・ナイル川およびソプデトも参照)。また、南半球のポリネシア人太平洋上の航海において、冬の到来を示す重要な役目を果たした。

 

観察の歴史

古代エジプトでは、シリウス豊穣の女神ソプデト(古代ギリシア語: Σῶθις、Sothis)として知られていた。シリウスは最も初期の天文記録にも記録されている。エジプト中王国時代、エジプト人はシリウスヒライアカル・ライジングを基にEgyptian calenderを作り上げた。シリウスがヒライアカル・ライジングを起こす約70日後 に、夏至ナイル川の氾濫が起きるため、とても重視されていた。

エジプトのアレクサンドリアにいたトレミーは、著書アルマゲストの7巻と8巻に星表を記している。プトレマイオスは、地球の中心子午線の場所としてシリウスを使用した。しかし、奇妙な事に、プトレマイオスは青白く輝くシリウスを「赤く」輝く6つの恒星の1つとしている(以下の色に関する論争を参照)。他の5つの恒星はアークトゥルスベテルギウスのようなスペクトル型がM型からK型の赤色巨星を指している。

名称と文化的意義

バイエル符号における名称はα Canis Majoris、略称はα CMa。シリウスは、ギリシャ語焼き焦がすもの」「光り輝くもの」を意味する「セイリオス(Σείριος, Seirios)」に由来するが、ギリシャ語自体が、古代以前に他の場所から伝来した可能性がある。古代エジプトの神オシリスとの関連も示唆されている。シリウスの名称は紀元前7世紀頃の詩人ヘーシオドス仕事と日にて初めて記録されている。2016年国際天文学連合(IAU)は、恒星の固有名に関するワーキンググループ(Working Group on Star Names, WGSN)を組織した。2016年6月30日にワーキンググループは、Sirius をおおいぬ座α星Aの固有名として公式に承認した。

和名は大星(おおぼし)や青星(あおぼし)、英語では別名Dog Star中国語では天狼(Tiānláng (xing)) と呼ばれる。

シリウス - Wikipedia

おおいぬ座

シリウス
ボシ(青森・岩手)、ミツボシノアトボシ(広島・兵庫)、カラツキノオムシ(福井)、カナツキノオウボシ(カラスキの尾の意。京都)、ムヅラノアトボシ(岩手)、アトボシ(島根)
アオボシ(北海道・石川・青森)、アトボシ(北海道)、風星 カゼボシ(石川)、烏賊引きイカビキボシ(兵庫)、大星オオボシ(広島・香川・高知・三重)、エヌグボシ(岐阜)、雪星(埼玉)
南のイロシロ(島根)
天の主テンヌアーヂ天の主前テンヌアーヂマイ八重山)、タツァーキブシ(立上げの意。八重山
δ星 - ε星 - η星
三角サンカク(宮城)、ミボシ・サンカク(静岡)、サンカクボシ(岩手・山形・奈良)、ウロコノホシ(新島)、鞍掛けクラカケ(静岡)、倉端クラハシ(静岡)、倉の棟クラノムネ(高知)、納豆ナットウバコ(静岡)

『日本の星』197・248~256・269~270頁、『星座手帖』218~219頁

星・星座に関する方言 - Wikipedia

ソプデト

ソプデト。

ソプデト(Sopdet)あるいはセペデト(Sepedet)は、古代エジプト豊穣の女神で、尖ったもの」「鋭いものを意味する。シリウス星が神格化されたもので、古ラテン語ソティス(Sothis、「水の上の星」の意味)とも呼ばれる。ソプデト=ソティスを表す聖獣は(雌)犬(古くは牝牛)。ソプデトはイシスの化身とされる。シリウス星は「ナイルの星」、「イシスの星」として崇められた。シリウス星はヘブライ語では「シホール」(Sihor)と呼ばれた。ヒエログリフではソプデトを「△」(三角形)で表す。

概要

エジプトにおけるシリウス信仰の歴史は古く、エジプト第1王朝の時代には既に確認されている。

シリウス星は夏の代名詞であり、太陽が昇る直前に東の地平線上にシリウス星が現れるヒライアカル・ライジング時期(7月後半頃。エジプト暦(ソティス暦)の元旦)になると、ナイル川が年に一度の洪水を起こし始め、エジプトの大地に水の恵みをもたらす。そのため、洪水の時期を知らせるシリウス星であるソプデトは、肥沃の神としても崇拝された

シリウス星の出てくる方向に建てられた女神イシスの神殿では、ヒライアカル・ライジング(「heliacal」は「太陽の」「太陽に近い」「太陽と同じ頃に出る(沈む)」という意味)の朝は、太陽(太陽神ラー)とシリウス星(女神ソプデト=イシス)の光が地平線上で交じり合いながら神殿内に差し込んだと言われている。

シリウスは「明けの明星」「啓明星」さらには「太陽を呼ぶ星」「大きい方の太陽」と呼ばれた。

ソプデトの夫は「サフ」で、息子は「ソペド」(ソプドゥフ)。ソプデトはイシスの化身とされたので、サフはイシスの夫「オシリス」、ソペド(ソプドゥフ)はイシスの息子「ホルス」と対応関係にあるとされた。オリオン座(の三連星から南半分はエジプトでは「サフ」=「オシリスを表した。ソプデトはオシリスとの間に「明けの明星」を儲けたともされる。ピラミッド・テキストでは、ソプデトはラーの妹で、明けの明星」はラーの子とされる。

ソプデト - Wikipedia

Rats GOD 九鼠猫(子子)で神ヾ(╹◡╹o)ノ

 

What is it like to be a bat?

コウモリであるとはどのようなことか

コウモリであるとはどのようなことか?

コウモリであるとはどのようなことか」(英:What is it like to be a bat?)は、アメリカの哲学者トマス・ネーゲル1974年に発表した哲学の論文、および同論文を収録した書籍である。

ネーゲルはこの論文で「コウモリであるとはどのような事であるか」を問うている。コウモリがどのような主観的体験を持っているのか=「コウモリであるとはどのようなことか」という問題は、コウモリの生態や神経系の構造を調査するといった客観的・物理主義的な方法論ではたどり着くことができない事実であり、意識の主観的な性質は、科学的な客観性の中には還元することができない問題であると主張した。

この論文は、心身問題の中心が意識の主観的側面(意識の現象的側面)にあることを述べた有名な論文であり、表題の問いは、よく知られた問い、または思考実験のひとつとして、現代の心の哲学者たちの間でしばしば議論に上る。

概要

この問いに関する一つの留意点は、ネーゲルが問うているのは「コウモリにとって、コウモリであるとはどのようなことか」という点である。つまり、この問いは人間が、たとえばあなたが、人間としての脳(人間の思考回路、本能)だけを保ったまま、コウモリの体を得て、コウモリの暮らし振りをした場合にどう感じるか、を問うているのではない。

もし、あなたが人間としての脳だけを保ったまま、コウモリの体でもってコウモリの生活をしてみたのなら「空を飛ぶことは怖い。けれどちょっぴり楽しい」とか、「昆虫を食べるだなんて気持ちが悪い。でも食べなきゃ死んじゃう」とか、「洞窟の天井にぶら下がって眠るなんて変な眠り方だ。落っこちないかな」などと思い至ることだろう。しかし、ネーゲルが問うているのは、そうした人がコウモリになった場合の感情や印象、世界の捉え方ということではなくコウモリにとって、コウモリであるとはどのようなことか」である。つまり、コウモリの体とコウモリの脳を持った生物が、どのように世界を感じているのか、である。

コウモリは反射した超音波に依って餌や壁を把握する

コウモリの特質から、コウモリは口から超音波を発し、その反響音をもとに周囲の状態を把握している(反響定位)。コウモリは、この反響音をいったい「見える」ようにして感じ取るのか、それとも「聞こえる」ようにして感じ取るのか、または全く違ったふうに感じているのか(ひょっとすると何ひとつ感じていないかも知れない)。ネーゲルが問うているのは、こうしたコウモリ自身の主観的経験である。このようにコウモリの感じ方、といったことを問うこと自体は容易にして可能ではある。しかし結局のところ我々はその答え「コウモリであるとはどのようなことか」を知る術は持ってはいない、とネーゲルは言う。

ネーゲルが対象とする動物としてコウモリを選んだのには、コウモリが哺乳類に属しており、系統樹の中である程度人間に近い位置にある生物であること。とはいえ同時に、翼があったり超音波で周囲の状況を把握したりと、運動器官や感覚器官に関して人間とは距離のある生物であるため、としている。つまりあまり人間に近い生物だと問題を鮮やかに示すのが難しく、かといってこれ以上系統樹を下って進んでいく(たとえばハチアリまで行くと)、そもそもそこに意識体験があるのかどうか疑念が出てくるという難点がある。そこでコウモリという中間的な距離の生物を選んだ、としている。

この論文が持った重要な影響の一つとしては、意識の主観性の定義として「…であるとはどのようなことか(What is it like to be ...)」という表現を用いた方法を有名にしたことがある。以下、論文の序盤でネーゲルが主観的な意識体験として意識を定義している部分の文章である。

おそらく意識体験は、宇宙全体にわたって他の太陽系の他の諸々の惑星上に、われわれにはまったく想像もつかないような無数の形態をとって生じているのである。しかし、その形態がどれほど多様であろうとも、ある生物がおよそ意識体験を持つという事実の意味は一定であり、それは根本的には、その生物であることはそのようにあることであるようなその何かが存在する、という意味なのである。意識体験という形態には、これ以上の意味が含まれているかもしれない。生物の行動に関する意味さえ(私には疑わしく思われるのだが)含まれているかもしれない。

しかし根本的には、ある生物が意識をともなう心的諸状態をもつのは、その生物であることはそのようにあることであるようなその何かが―しかもその生物にとってそのようにあることであるようなその何かが―存在している場合であり、またその場合だけなのである。

— トマス・ネーゲル 「コウモリであるとはどのようなことか」(1974年) / 永井均訳 (1989年、p.260)

コウモリであるとはどのようなことか - Wikipedia

What is it like to be a human? (╹д╹;)

 

Oswald Chesterfield Cobblepot

オオウミガラス 

オオウミガラス
Keulemans-GreatAuk.jpg
分類
: 動物界Animalia
: 脊索動物門Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門Vertebrata
: 鳥綱Aves
: チドリ目Charadriiformes
亜目 : ウミスズメ亜目 Alcae
: ウミスズメ科Alcidae
: オオウミガラス属 Pinguinus
(オオハシウミガラス属 Alca)
: オオウミガラス
P. impennis
A. impennis
学名
Pinguinus impennis(Linnaeus1758)
Alca impennisLinnaeus1758
英名
Great Auk
Garefowl

オオウミガラス大海Pinguinus impennis) は、チドリ目・ウミスズメ科に分類される海鳥の一種。かつて北大西洋北極海に分布していたが、乱獲が主原因で1840年代または1850年代頃に絶滅した。

分類

分類上ではピエール・ジョセフ・ボナテール1791年に創設したオオウミガラス属 PinguinusBonnaterre, 1791 唯一の種とされるが、オオハシウミガラスと非常に近縁であることは広く認められており、リンネが1758年に命名したままオオハシウミガラス属 AlcaLinnaeus, 1758に組みこんで Alca impennis とする見解もある。

形態

全長約80cm、体重5kgに達する大型の海鳥で、ウミスズメ類の中では抜きん出て体が大きな種類だった。腹の羽毛は白く、頭部から背中の羽毛はつやのある黒色だったが、くちばしと目の間に大きな白い斑点が1つあった。また、若鳥は首が白黒のまだら模様だった。くちばしが大きく、横に数本の溝があった。翼は短く、長さ20cmほどで、飛ぶことができなかった。脚は黒くて短く、極端に尾の近くに寄っていた。

分布

ニューファンドランド島からグリーンランドアイスランドアイルランドイギリススカンジナビア半島北岸までの北大西洋北極海に分布し、群れを作って生活した。

生態

海中に潜水してイカナゴなどの魚類やイカを捕食した。外見も動作もペンギンに似て、水中では短い翼と脚を使って高速で泳ぐことができたが、陸上では体を立ててよちよちと歩いた。人間に対する警戒心もなかったといわれる。

繁殖期は6月頃で、島嶼部の断崖に上陸し、1個の卵を岩肌の上に直に産んだ。は長径13cm、重さ400gもある大きなもので、黄白色の地に黒い斑点やすじがあった。また、ウミガラスなどと同様に一端が尖ったセイヨウナシ型で、断崖から落ちにくい形状だった。卵は両親が交代で抱卵し、孵化までには6週間から7週間もかかった。

ペンギンと同様、非常に親子の信頼関係も強かったとされ、一説には子供を背中に乗せた親鳥が魚のいるポイントまで子供を連れて行ったと言った目撃例もあるといわれる。また、ペンギンのように親が魚を取り、それを吐き出してヒナに与えていた、とされる説もあるが、それを疑問視する声もある。

なぜ北半球に住んでいたオオウミガラス南半球に住むペンギンここまで類似した生活形態を取っていたのかは詳しく解明されていない

名称の由来

属名"Pinguinus"の通り、本来はこの鳥が「ペンギン」だった。古くからウェールズブルターニュの人々はこの鳥を"Pen-gwyn"と呼んでいた。この語は古代ケルト語白い頭を意味し、頭の白い斑点に由来した呼称である。また、ラテン語では"Pinguis"が脂肪を意味し、呼称はこれに由来するという説もある。後に南半球オオウミガラスに似た鳥が次々と見つかり「南極ペンギン」と呼ばれたが、本家ペンギンであるオオウミガラスが絶滅した今となっては、それらが単に「ペンギン」と言われるようになっている。(レトロニムと逆の例)

また、古ノルド語では"Geirfugl"と呼ばれ、各言語でこれに由来する呼称がある。英語にも"Great Auk"の他に"Garefowl"という呼称がある。

絶滅への経緯

オオウミガラスは、肉や卵を食用にするため、または、羽毛脂肪を採取するために、少なくとも8世紀頃から捕獲利用されていた。小氷期によって個体数減少があったとも考えられているが、その後の大規模な乱獲により、数百万羽いたとされるオオウミガラスはたちまちのうちに数を減らすことになった。オオウミガラスは人間に対する恐怖心がなく逆に好奇心を持って自ら人間に近寄ってきたといわれる。また、1年に1個しか産卵せず繁殖力が低かったことも、減少した個体数の回復が望めず、絶滅に繋がったと考えられている

1534年フランス探検家ジャック・カルティエの隊がニューファンドランド島に上陸し、1日で1000羽以上のオオウミガラスを殺したこの話がヨーロッパ中に広がって、ニューファンドランド島のみならず各地の海岸で無秩序にオオウミガラスが狩られ、卵が持ち去られることとなった。1750年頃には北大西洋各地にわずかな繁殖地が残るだけとなったが、それでも乱獲が続いた。

1820年頃、遂にオオウミガラスの繁殖地はアイスランド沖のウミガラス岩礁Geirfuglasker)だけになった。この島は周囲を崖で囲まれていたため人が近づくことができず、繁殖地はかろうじて捕獲の手から守られていた。しかし、1830年海底火山噴火にともなう地震により、岩礁は海に沈んだ。この災害から生き残った50羽ほどが、近くのエルデイEldey)という岩礁に移り住んだ。

オオウミガラスの剥製

最後の繁殖地が天災により失われたことによりオオウミガラスはこの時点で既に絶滅寸前であったが、そのため却って希少価値がつき、標本は収集家博物館に高値で買われるようになり、一攫千金を狙った者たちによって残ったオオウミガラスも次々と狩られていった。1844年7月3日、エルデイで最後に確認されたオオウミガラスの生体は抱卵中のつがいだったが、発見と同時に発見者に1羽は棍棒で殴り殺され、もう1羽は絞め殺された。残された卵は殻が割れてしまっていたという。

その後、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにも掲載されている1852年ニューファンドランド島グランドバンクでの目撃例など、目撃証言もいくつかあるが、現在では80体余りの剥製、20体余りの骨格標本と70個余りの卵殻が知られるのみである。

Sibley分類体系上の位置

コウノトリ目>チドリ亜目>チドリ下目>チドリ小目>カモメ上科>カモメ科>ウミスズメ亜科

保護上の位置づけ

オオウミガラス - Wikipedia

ペンギノン

ペンギノン

ペンギノンの平面構造式

識別情報
特性
化学式 C10H14O
モル質量 150.22 g mol−1
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧(100 kPa) におけるものである。

ペンギノンpenguinone)は分子式 C10H14O で表される有機化合物である。平面構造式がペンギンに似ていることから名付けられた。

接尾辞 'one' (オン)はこの分子がケトンの一種、すなわち炭素原子と酸素原子の間に二重結合を持つ化合物であることを示している。IUPAC組織名は 3,4,4,5-テトラメチルシクロヘキサ-2,5-ジエノンである。

ペンギノンはジエノン-フェノール転位の基質となるべき環状ジエノン骨格を有するが、3,5位のメチル基が4位のメチル基の転位を阻害するため、トリフルオロ酢酸を作用させてもフェノールには変わらない(ジエノン-フェノール転位を起こさない)。

ペンギノン - Wikipedia

「ペンギン」の語源

ラテン語

ラテン語の pinguis肥満によるという仮説。15世紀後半以降、大西洋を横断したスペインタラ漁師が、北西大西洋ニューファンドランド島周辺に生息する飛べない潜水性の海鳥であるオオウミガラススペイン語で penguigo太っちょと呼んだ。16世紀にこの語が英語に入って penguin となったとする。

時を同じくして、南半球を探検しペンギンを初めて見たヨーロッパ人は、オオウミガラスに良く似た形態・生態のこれらの海鳥を同じ「ペンギン」の名でよんだという。これらは特に区別せず「ペンギン」と総称され、混同されることも多かった。

ウェールズ語

古代ウェールズ語の pen gwyn白い頭に由来し、オオウミガラス(頭部が白い)を指す語として12世紀ごろから使われていたという仮説。しかし、一次史料は現存せず、疑問視されることもある。

オオウミガラスの絶滅

語源的には「ペンギン」はオオウミガラスに由来した。しかし、当時(16世紀以前)の人々がオオウミガラスとペンギンを峻別していたわけではなく、オオウミガラスと(南の)ペンギンが「ペンギン」と呼ばれるようになったのはほとんど同時期である。

南半球の探検が進み、南のペンギンの研究・利用が増える一方、オオウミガラスは乱獲により17世紀ごろから激減し、18世紀には猟が商業的に成り立たなくなり、1844年には絶滅した。これにともない、「ペンギン」は南のペンギンを指すことが徐々に多くなり、ついには完全に南のペンギンのみを指すようになった。

ペンギン - Wikipedia

The Gentleman Of Crime

Who is the real criminal? (TдT)

 

 

 

Louis XI

ルイ11世 (フランス王)

ルイ11世
ルイ11世 (Louis XI Bibliothèque Nationale de France)

ルイ11世Louis XI1423年7月3日 - 1483年8月30日)は、フランスヴァロワ朝(在位:1461年 - 1483年)。慎重王le Prudent)と呼ばれる。

事績

シャルル7世ヴァロワ=アンジュー家マリー・ダンジューとの子として、ブールジュに生まれる。その敵たちには忌み嫌われて、遍在する蜘蛛l'universelle araigneという奇妙なあだ名を付けられていた。その陰謀は父シャルルへも発揮され、何度も父王の退位を謀ったが失敗した。1436年スコットランド王ジェームズ1世の娘マーガレットと結婚し、この結婚によりブリテン島の政治に関心を持つ。大陸での強敵ブルゴーニュ公国薔薇戦争ではヨーク家を支持していたため、対抗措置としてランカスター家出身の王ヘンリー6世を復帰させるべく策動した。マーガレットは王に顧みられなかったため、詩作に短い生涯を捧げた。彼女の死後1451年に、ルイは8歳のシャルロット・ド・サヴォワと政略結婚を行う。

1461年の即位以来ルイは、近隣の大諸侯の権力を減殺するのに余念がなかった。ブルゴーニュ公シャルルを相手に1467年から1477年までの10年間は、権謀術数の限りをつくして戦った。敵地に軍隊を連れずに乗りこみ、ペロンヌ城で勇胆公シャルルと和議を進めながら、公の支配下にあるリエージュに反乱を起こさせようとして失敗し、かえってシャルルの捕虜になったこともある。ブルゴーニュ公の家臣であったが、ルイ11世に敬服し、後に彼の腹心となった年代記作者フィリップ・ド・コミーヌは、この間のルイの行動について冷静で率直な説明を提供している。

ブルゴーニュが中心となった〈公益同盟〉とは3度戦闘を行い、そのたびに王軍は圧倒されたにもかかわらず、スイス軍と同盟してグランソンとモラで勝利を収める。1477年にナンシーの戦いで勇胆公シャルルが戦死した後、1482年のアラス条約でブルゴーニュの大半を獲得し、さらにアンジューメーヌプロヴァンスなどを併せて、フランス王国の支配基盤を定めた。1472年教皇ピウス2世とアンボワーズの協約を締結したことにより、フランス国王に国内の聖職禄授与の権利が認められ、その後のガリカニスム発展のきっかけとなる。

死後、オルレアン近郊のクレリ=サン=タンドレ英語版の僧会教会に葬られた。

政治家として、個人としての性格

ルイ11世はシャルル7世の中央集権化政策を引き継ぎ、百年戦争後の荒廃したフランスを統一させるに最も成功した王である。その領土併合にあたって、戦争よりも主に外交・政治的な陰謀を用いて国内平和を保ったことは注目に値するユーグ・カペー以来のフランス君主の《分割して統治せよ》という伝統政策に結びつけられた王とも言える。ルイ11世は印刷術の始まりを保護し、その寛大さから《きわめてキリスト教的な国王》という称号をローマ教会から勝ち得た。また、養蚕を南フランスで普及させ鉱山を開発するなど、賢明な産業政策を行っている。

ブルゴーニュのシャルルに対するルイ11世は、封建制領主の典型と戦う近代君主と形容されることがある。たしかにルイはシャルルが体現する騎士道精神には、嘲弄と軽蔑しか示さなかった。しかし、厄日の慣習を真面目に守り神と聖母マリアの恩寵を他のいかなる君公よりも高い値段で買った」と同時代人に評されるほど聖遺物を崇拝する人物でもあった。裏切りなどものともしなかったのに、聖ロウの十字架にかけて誓ってほしいと願われると「他のものへの誓いならいざ知らず、この十字架への誓いは許されぬ」と拒絶したこともある

トナカイや大鹿などの珍しい動物の蒐集に熱中し、カラブリアの隠者パオラのフランシスコさえ、ルイの蒐集癖の対象になった。ロレンツォ・デ・メディチと文通し、聖ゼノビウスの指輪のことやスキティアの仔羊」と呼ばれる不思議な力を持つ植物について話を交わしている科学に興味を持ち、胆石治療の実験に協力すると約束した死刑囚を許したこともある。しかし、彼自身は迷信深く占星術師に取り囲まれ、コミーヌのような人物さえ国王が誰からも愛されていなかったということをはっきりと『年代記』(Memoire )に書いている。『遺言詩集』でこの王に讃辞を贈っているフランソワ・ヴィヨン同様、現代人には理解困難な、しかし魅力のある歴史上の人物である。

ルイ11世 (フランス王) - Wikipedia

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鯨蝋

メロン (動物学) 

メロンは多くのハクジラ亜目クジライルカを含む)の頭部のほぼ中央にある脂肪組織である。メロン体とも呼ばれる。

メロンの機能については完全には解明されていないが、反響定位エコーロケーション)の際に音波を集中する器官であると考えられている。

ある種のイルカは他の種よりも発達したメロンを具備している。深海棲のマッコウクジラの脳油嚢と称せられるメロンの中の脂質は、その比重を変える事で浮沈に使うため、他のハクジラのものとは化学的に異なった性質を有す液状のワックスエステルで、量も大きく異なり、脳油あるいは鯨蝋と呼ばれている。

シロイルカのメロンも特殊である。シロイルカはメロンの形状を自分の意思で変えることができるが、これは北極圏という氷の海に適応するためであろうと考えられている。例えば横浜・八景島シーパラダイスでは「おでこぷるぷるシロイルカ」と称しメロンを震わせながら歌う(音を発生する)シロイルカを観察することができる。

メロン (動物学) - Wikipedia

ワックスエステル 

トリアコンタノール(C30)とパルミチン酸(C16)によるトリアコンタニルパルミチン酸

ワックスエステル(Wax ester)とは、蝋(ワックス)の化学的な表記。

素数10~12以上の長鎖脂肪酸と、同じく8以上の脂肪族アルコールエステル結合した、長い鎖状の分子構造を持つ。

栄養学的な脂肪、つまり長鎖脂肪酸が3価アルコールのグリセリンエステル結合したトリアシルグリセロールと異なり、ヒト消化できず油脂瀉下を引き起こすことがある一方、皮脂腺で作られる脂質の主成分でもある。

クジラ深海魚オレンジラフィーバラムツアブラソコムツクロマトウダイヒョウマトウダイなど)に多く含まれ、浮力調節とエネルギー貯蔵を兼ねていると考えられている。 アシネトバクター属の細菌では、エネルギー貯蔵に用いられている。 カイアシ類ミドリムシなどのプランクトンでも見られ、一部では化石燃料の代替研究が行われている。 植物では、ホホバの種子が利用されている。

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