スズムシの文化[編集]
鳴き声[編集]
虫を聴く文化は日本や中国などで継承されてきた文化である[3]。欧米人は虫の鳴き声を雑音として聞くか、鳴いていることすら気付かない場合が多いとされ、その要因は人種的な違いではなく幼少期の話し言葉の環境によるとする説がある[3]。医学者の角田忠信によると、人間は一般には左脳が言語、右脳が言語以外の雑音の処理を行っているが、9歳までの時期を日本語で育つと母音の音の物理的構造に似た人の感情音や自然界のさまざまな音を左脳で処理するようになり、日本人は例外的に虫の声をはじめ自然界の音を言葉と同様に左脳で聞いているとする研究を発表している[3]。ただし、虫を聴く文化は中国などでもみられることから、それだけですべてを説明するのは無理で、自然環境や四季の変化がその要因になっているともいわれている[3]。
鳴き声が細かく鈴を振るようだというので鈴虫と言うが、かつてはこれを松林をわたる風と聞いたらしい。逆にマツムシのチンチロリンを鈴の音と聞いていたようである。
他の鳴く虫にも言えることだが周波数が高すぎて、一部の録音機材では録音できず、電話(携帯電話含む)では鳴き声を伝えられない。
文部省唱歌の「蟲のこゑ」では、「あれマツムシが鳴いているチンチロ チンチロ チンチロリン」に対して「あれスズムシも鳴きだした リンリン リンリン リーンリン」とある。
ツクツクボウシ(2929法師)もいいですが
私は特に“ミンミンゼミ”が好きですヾ(╹◡╹o )ノ
(ナンノコッチャw)