ハーマン・カーン(Herman Kahn、1922年2月15日 - 1983年7月7日)は、アメリカ合衆国の未来学者、軍事理論家。一般システム理論の論客として知られる。シンクタンクのハドソン研究所創設者。京都産業大学学事顧問。
ハーマン・カーン 生誕 1922年2月15日
アメリカ合衆国ニュージャージー州ベイヨン死没 1983年7月7日(満61歳没)
アメリカ合衆国ニューヨーク州チャパクア出身校 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(学士)
カリフォルニア工科大学(修士)職業 著名な実績 『熱核戦争論』 経歴[編集]
カーンはニュージャージー州でユダヤ系の一家に生まれ、10歳で両親の離婚によって兄弟と共にカリフォルニア州に移住した。カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA) に入学し、物理学を専攻した。第二次世界大戦中はビルマ戦線で通信兵として従軍し、中性子爆弾の開発者となったサミュエル・T・コーエンの引きで1947年にランド研究所に入所。カリフォルニア工科大学で修士号 (Master of Science) を取得し、冷戦下における戦略分析に従事した。
1959年にプリンストン大学に出向し、ランドに戻ると『熱核戦争論』を上梓。核戦争下の民間防衛について論じたこの本は、死の灰の影響を低く評価して限定核戦争を肯定するなど、多くの批判に晒された。しかし、バートランド・ラッセルが核兵器による平和の達成を不可能だと論証したと評価するなど、平和主義的立場から(本来の意図とは違う意味で)評価されたりもしている。メガデスやドゥームズデイ・デバイスの概念でも知られた。
カーンはその後関心を未来学に移し、1961年にランドから独立してハドソン研究所を創設し、所長となった。1970年には『超大国日本の挑戦』を著し、「21世紀は日本の世紀」と断言した。「2000年頃に日本の国民一人当りの所得がアメリカと並んで世界一のレベルに達する」「軍事的にはアメリカの、経済的には中華人民共和国の影響下に置かれる」などと予想した。
カーンの死後、研究所が「保守的な立場からアメリカの国家安全保障に貢献した、創造的でビジョンを持った指導者」に贈るハーマン・カーン賞にその名を残した。
人物[編集]
- アメリカ陸軍始まって以来のIQの高さを持っているというのは有名だが、実際はあらゆるIQテストの傾向を分析して対策を練った上でIQテストに臨んだことで好成績を残したというものだった。ちなみにカーンは30分で全問解答して一旦会場から退出したものの、後になって1問ミスに気付いて会場に戻った。
- 『熱核戦争論』での過激な主張もさることながら、演説好きで肥満体という一種独特なキャラクターのインパクトは強烈であったためか、さまざまなフィクション作品でモデルになっている。
- 映画『博士の異常な愛情』
- 主人公のドクター・ストレンジラブのモデルとなり、カーンが自ら同作品を監督したスタンリー・キューブリックに著作権料を要求したというオマケまでついた。
- アニメ「ガンダムシリーズ」
日本語訳著書[編集]
単著[編集]
- 『考えられないことを考える――現代文明と核戦争の可能性』(ぺりかん社, 1968年)
- 『日本未来論』(読売新聞社, 1969年)
- 『超大国日本の挑戦』(ダイヤモンド社, 1970年)
- 『未来への確信――成長限界論を超えて』(サイマル出版会, 1976年)
- 『大転換期』(TBSブリタニカ, 1980年)
- 『ブームが来る』(講談社, 1982年/講談社文庫, 1984年)
書誌情報[編集]
- Kahn, Herman. 1962. Thinking about the Unthinkable. New York: Horizon Press.
- 桃井真、松本要訳『考えられないことを考える―現代文明と核戦争の可能性』ぺりかん社、1968年
桃井真
家族[編集]
- 妻・悦子は芸術家[1]、子には脚本家の桃井章、女優の桃井かおりがいる。
- かおりの芸能活動には、余り好意的でなかったとされる。かおりは、『あらかじめ失われた恋人たちよ』で本格的なデビューを果たし、同作では聾唖の少女を演じてスクリーンで裸になったが、映画出演を知らされていなかった真は、かおりに「出ていけ」と怒鳴りつけた。あるニュース番組にコメンテーターとして出演した際、司会より『女優の桃井かおりさんのお父様です』と紹介され、その場で退席してしまったこともある。真は生前、「役者なんてまともな家の人がするもんじゃないという偏見が僕にはあった。(中略)まわりは羨ましそうだった。(中略)僕が奢ると娘の金だと思うから。それがずっと嫌でした。今も嫌です」と述懐している。なお、真は自ら購入した二世帯住宅でかおりと暮らしていたが、晩年まで「まだ女優やめられないのか」と聞き続けた[2]。
桃井 かおり(ももい かおり、1951年4月8日 - )は、日本の女優。
東京都世田谷区出身。本籍地は長野県佐久市。称号はフランス共和国のボージョレーワイン委員会とフランス食品振興会認定コンパニヨン・デュ・ボージョレー騎士。
2005年公開のハリウッド映画『SAYURI』出演を期に、2006年にはアメリカ合衆国映画俳優組合(SAG)に加入、活躍の場をハリウッドにも広げる。
来歴[編集]
1951年に東京都世田谷区の裕福な家庭に生まれる。父は国際政治学者の桃井真、母の悦子はアトリエを構える芸術家[1]、4人兄弟で上の兄は脚本家の桃井章。2番目の兄は科学者。弟は銀行員。女優で人形作家の結城美栄子は母方の従姉。
3歳からクラシックバレエを始め、中学生の時にイギリスのロイヤルバレエアカデミーに単身留学。しかし、現実の厳しさを知り、挫折。桃井はこの時のことを振り返り「同じ年くらいの白人の子達と並ぶと、自分が“みにくいアヒルの子”という感じ。自分を醜いと思わざるを得なかった」と語っている[2][3]
帰国後、女子美術大学付属高等学校・中学校へ入学。同校在学中は東京バレエ団に所属。同校卒業と同時にバレエを辞め、両親に内緒で演劇を目指し文学座付属演劇研究所(養成所)第11期生に研究生として入る。
1971年に映画『愛ふたたび』(市川崑監督)にて浅丘ルリ子の妹役でデビュー。同年、ATG映画『あらかじめ失われた恋人たちよ』(田原総一朗監督)にてヒロインを演じ、本格的に映画デビュー。
結城 美栄子(ゆうき みえこ、1943年7月7日 - )は、日本の女優、陶芸家。東京都出身。
ハマーン・カーン (Haman Karn、U.C. 0067年1月10日〜U.C. 0089年1月17日) は、アニメ作品群『ガンダムシリーズ』のうち、宇宙世紀を舞台にした作品に登場する架空の人物。アクシズ及びネオ・ジオンの実質的指導者。初登場は『機動戦士Ζガンダム』第32話「謎のモビルスーツ」、担当声優は榊原良子。
ハーマン・カードン(Harman/Kardon )は、オーディオ機器のブランドである。ハーマン・インターナショナルの一部門で、民生用のホームオーディオ、カーオーディオを生産する。
ハマカーンは、ケイダッシュステージに所属しているお笑いコンビ。2000年に結成。2006年8月まではキーストンプロに所属。THE MANZAI 2012優勝者。
ハマカーンというコンビ名の由来は2人の名字「浜谷(ハマタニ)」と「神田(カンダ)」を組み合わせたものである。
浜谷 健司(はまたに けんじ、 1977年11月19日(39歳) - ) - ツッコミ担当(以前はボケ担当)、立ち位置は向かって左。
神田 伸一郎(かんだ しんいちろう、1977年3月12日(39歳) - ) - ボケ担当(以前はツッコミ担当)、立ち位置は向かって右。
漫才では、神田が行う携帯電話の機種変更や金魚すくいなど、当たり障りの無い普通の行為に対して浜谷が物騒な例えで大げさに否定するというスタイルのネタを行う。その際、浜谷が神田の行動を「下衆の極み」、「鬼畜の所業」、「人にあらず」、「地獄の鬼すら反吐吐く所業」、「天に唾する行為」、「人の姿をした悪魔の所業」、「来世人に生まれると思うなよ」などの決め台詞で非難する。ネタの締めでは神田が強引に話を終わらせ、浜谷が神田を問い詰めながらも一緒に頭を下げてハケていく形を定番にしている。「下衆の極み」は「北斗の拳」からインスパイアされたネタだという[22]。
- インドネシアジャカルタ生まれ。神奈川県川崎市育ち。O型。
- 川崎市立住吉中学校卒、桐光学園高等学校卒、東京農工大学農学部応用生物科学科卒、同大学院(生物制御科学科植物病理学研究室)中退[1]。
- 3人姉弟の第二子で姉は神田うの。弟の昇二郎は元俳優(現在は会社員)。
そして桃井かおりさんでした
『考えられないことを考える』
からの~ナンダコレ?....(╹ェ╹;)